フルハーネス型墜落制止用器具
高さが2m以上の箇所で作業床を設けることが困難な場所において、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業
高所作業を行う場合安全帯の着用が義務づけられていましたが、以前は胴ベルト型が主な安全帯でした。胴ベルト型では墜落した時による衝撃により腹部圧迫による内臓破裂、ずり上がりによる胸部圧迫、ひっくり返って安全帯から抜ける等の事故が多発していました。そこで高所作業においては国際規格のフルハーネス型の使用が義務化され、同時に特別教育の受講が義務づけられました。